読書感想文(夏休みの悩み)

子供の夏休みの悩みは、
「水虫」、「夏ばて」、「汗」 「親の小言」、「理科の自由研究」、そして
「読書感想文」です。
(どこにそんな統計データが? ← 遺憾ながら勘です。 いかん?)
親の小言は聞き流せばどうってことはありません。
「花子っ!宿題はやったのっ? テレビばっかり見て」
「やるよ~ ザザーッ(流している音)」
「1学期みたいな成績とったら、もう知りませんからねっ!」
「わかってるよ~ ドブーン(流している音)」
てな具合です。
問題は、理科の自由研究と読書感想文で、東の横綱、西の横綱クラスの
手ごわい相手。あなどれません。
理科の自由研究は、「これだけ親は子供のためにがんばりましたけんね」
というような、親が学校に提出する家庭レポートみたいなものですも中には
あります。
「太郎の奴、去年、理科の自由研究で金賞をとったんだって。」
「へぇ、あの太郎ちゃんがねえ。」
「あんなの、自分でやれるわけないじゃん。内申点が上がったんだって。」
「そりゃ花子、あんたもそうしなきゃ。お父さんにやるように言っておくわ。」
かくして、お父さんの夏休みは「自由研究」でつぶれます。不自由です。
さて、読書感想文です。
子供の活字離れの一因がこの読書感想文ではないかとも疑ってみたくな
ります。楽しみも義務になるとと楽しみになりにくくなります。
(最近では、感想文も自由研究も「やりたい人だけやる」という方向になって
きているようですが)
「太郎、宿題の読書感想文、もう書いた?」
「ああ、いちおうね。花子は?」
「それが、何をどう書いたらいいのかわからないのよ。太郎はどうしたの?」
「あらすじを書いて、最後に『とてもすばらしいと思いました』って書いた」
このような調子で、「読書感想文」というよりも、「ネタバレにご注意ください、
本の紹介文」というような原稿が夏休み明けの学校に集まります。
生徒に読書を勧めるのなら、自分がその本を販売している出版社のような
熱意でそのおもしろさを紹介した方が良さそうです。
また、感想文の提出率と質をあげるには、副賞としてMDプレーヤー、自転
車、現金(!)などをつけるという手があります。
そうすると生徒の創作意欲は否が応でもかきたてられるでしょう。
もしかしたら、夏休みの「悩み」が、「楽しみ」になる生徒も出てくるかもしれ
ません。
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